関西I(愛)ターン人間の備忘録

2017年12月中小企業診断士登録。現在は会社員としてネットショップ支援業務に従事。 横浜に生まれながら関西にルーツを持つ筆者が、地域の事業者と市民を元気にする情報を発信します。 現在は、東京都墨田区に在住。月一度、関西とを往復する日々を過ごしています。

2017年10月

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今日はハロウィン。ロボットアニメの主人公にコスプレしたなんて人もいるのではないでしょうか。ロボットアニメでも、2種類ありドラえもんや鉄腕アトムなどのように自ら動くもの、鉄人28号やガンダムのように人の操縦によって動くものです。

巷で話題になりつつあるAIにも、アルファ碁やワトソンといった自己学習するもの、Siriやbotのようにパターンを教え込み、あたかも自発的に動いているように見せるものとあります。企業の現場では伝票や表計算ソフトのデータ集計と言った単純作業をAIに覚えさせて自動化するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)と言う技術があり、これは後者の作業パターンを教え込むタイプのAIと言うことになります。

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人材派遣会社各社では、こうしたRPAを扱う人材の派遣も行っており高い派遣料金での派遣も実現しています。建築業や製造業におけるエンジニアの派遣料金の上昇もあり、派遣大手の派遣料金の水準が10月から2~5%上昇しました。

しかし、一方で一般事務職の派遣料金の伸び率は1%程度であり必ずしもすべての業種で需要が高まっているわけではありません。これらの業種は、逆にRPAにより取って代わられる傾向にあり需要が減りつつあるといえます。

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AIは人の仕事を奪うという通説が語られますが、そうした一面はやはり否定はできません。今後求められる人材は、AIを自由に操るアムロ・レイのような人材ということになりそうです。

日本経済新聞 10月31日(火)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22904480Q7A031C1EA2000/ 

001

久々のブログ投稿です。私、昔からインターネット上に自分の作ったものを公開するのを趣味にしていて、一時期はビデオカメラを片手に街へ繰り出しては撮影をして、BGMをかぶせて動画配信するということをやっていました。

その時、使用していたのが「著作権フリー」のCD。私の場合ヨドバシカメラのソフトウェア売り場で買っていましたが、最近はネット上からダウンロードして購入することもできます。

写真素材をネット上で販売するピクスタは、このほど音楽素材の提供を開始。販売価格は540円~54,000円でそのうち40%を作曲者などに配分するビジネスモデルです。

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音楽を作曲した作曲家は、その楽曲を複製すること(複製権)やインターネットに配信すること(公衆送信権)を持っています。しかし音楽CDの販売や、動画のBGMとして使用する際にいちいち作曲家に許諾を得ていては事務手続きが追いつきません。

そのためその著作権を音楽出版社などの著作権管理者に譲渡しプロモーションや事務手続きを代行してもらった上で、販売額の数%を印税と言う形で対価を受け取るのが一般的です。印税率は使用用途によりますが5~30%程度が一般的と言われ、ピクスタのように40%も作曲家等に配分されるのは異例とも考えられます。

しかし、音楽出版社などが複製や音楽配信の用途を管理する通常の著作権管理と違い、「音楽素材」として楽曲が販売される場合は購入した人が自由にそれを複製し配信することができることから、それなりの対価を得ることは当然といえば当然です。

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ところでこのpixtaの音楽素材の場合、作曲者の名前がダウンロードサイトに表示されるようになっており、作曲者が作品を公表する場にもなっています。それが購入されれば対価を得ることもできるわけですから、音楽で身を立てようと志す人にとってもメリットがあります。昔バンド活動でオリジナル楽曲をつくっていたなんて方、一つチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

日本経済新聞 10月16日(月)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22229480T11C17A0TJE000/ 

018

京都で勤務していたころよくお昼を食べに行っていた定食屋は、3人ほどのお孫さんが居てもおかしくないような年配の女性たちだけが働き、ほっこりとするような「おばんざい」を手頃なお値段で提供してくれるお店でした。年の功を生かすことが出来る彼女たちだからこそ切り盛りできるお店なのだと思います。

このように今世の中は人手不足からシニア層にも働き手を求める傾向にあります。
一方で、老後の生活設計という面から「フリーランス」という形で「生涯現役」を貫こうとする人たちが増えています。支え手である現役世代が減り長くなる老後生活を年金が支えることは難しくなることが予想されるためです。
しかしながら、「フリーランス」と言う形で「生涯現役」を貫いたとしても、誰もが健康で働き続けられ、かつ十分な収入を得られるとは限りません。

こうした多様な働き方に対しても生涯の生活を保障をする制度が求められます。しかし日本の年金制度は、「会社員」と「自営業者」を前提した設計になっており十分とは言えないのが現状です。

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日本国憲法25条1項は国に対して、国民の「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するように求めています。

しかしこの条文は曖昧で、仮に年金制度が不十分であるからと言って裁判によって国の不作為を訴えることは簡単ではありません。なぜなら「健康で文化的な最低限度の生活」は、人によってとらえ方が様々で、その実現手段はいくつも考えられなおかつ予算の制約があることから、その具現化方法は行政の専門的・技術的判断にゆだねられると考えられているからです。

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今回の衆議院議員選挙で社会保障制度に関して、最低限の生活に必要な金額をあまねく給付する「ベーシックインカム」制度の導入や、「教育費の無償化」といった切り口で、「健康で文化的な最低限度の生活」を実現しようとしている党もあります。一方で、いずれもその財源をどのように捻出するかについてはあいまいな部分が多いのも事実です。

これからの日本に最も最適かつ実現可能な社会保障とはどのようなものなのか、今回の選挙はそれを考える良い機会でもあるといえるでしょう。

日本国憲法
第25条1項 すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

日本経済新聞 10月14日(土)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO22246070T11C17A0MM8000/ 

094

今年の大河ドラマ「女城主 直虎」では、昨年の「真田丸」に続き戦国時代が舞台。中でも徳川家康はいずれのドラマでも重要な役どころを演じています。ご存じのとおり徳川家康は江戸幕府を開いた大名。その権力把握の根拠となったのが「征夷大将軍」という役職です。

この「征夷大将軍」の名を利用して国家統治を最初に行ったのは、1199年にその座に就任した源頼朝。以来徳川慶喜がその座を退き明治維新が成立するまでの700年近く、軍人である武士が日本を統治する世が続きます。

明治以降、大日本帝国憲法下では天皇が統治権を持つ体制に移行しましたが、軍部大臣現役武官制が取られたために軍部が台頭、事実上内閣のコントロールを受けずに軍の方針が決定でき、第二次世界大戦下では軍国主義を突き進むこととなりました。

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日本国憲法に「文民統制(シビリアンコントロール)」という概念が日本に取り入れられたのは、そうした反省を踏まえたもので、憲法66条2項は、内閣総理大臣および国務大臣は「文民」でなければならないとしています。

しかし、憲法9条に自衛隊を明記した場合、自衛隊が内閣総理大臣や国務大臣よりも上位の権限を持つ懸念があります。7日のインターネット番組で希望の党の小池氏はその点を指摘し、安倍首相はそれに対し憲法に「シビリアンコントロールと明記すればよい」と答えました。

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では「文民」とは、誰なのか。学説では「現在職業軍人でない人」「職業軍人の経歴のない人」「職業軍人の経歴を有し、しかも軍国主義思想の持ち主である人以外の人」などが主張されてきており、政府見解としては、現在自衛官である人を排除するものと解しています。

しかし、戦時中の日本では、軍人だけでなく多くの国民が戦争を支持していたといいます。「文民統制」が維持できたとしても、戦争に突入するかしないかは国民の意思に大きく左右されることを忘れてはなりません。

日本国憲法
第66条第2項
 内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない。

日本経済新聞 10月8日(日)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22033880X01C17A0MM8000/ 

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