関西I(愛)ターン人間の備忘録

2017年12月中小企業診断士登録。現在は会社員としてネットショップ支援業務に従事。 横浜に生まれながら関西にルーツを持つ筆者が、地域の事業者と市民を元気にする情報を発信します。 現在は、東京都墨田区に在住。月一度、関西とを往復する日々を過ごしています。

2017年08月

014

今日は、早く帰ってサッカー観戦。なんて人も多かったのではないでしょうか。結果、見事快勝でロシアワールドカップへの切符を手にしました!テレビ中継でこういった感動をリアルタイムに感じることが出来るというのは実に幸せなことです。

Jリーグの試合観戦においては、今年からテレビ中継ではなくDAZNの提供するネット動画のみで行えるようになりました。DAZNは今後10年間でJリーグの放映権料として2,100億円を支払い、1年間で100万人の会員を獲得することができたと発表しました。ジェームズ・ラシュトンCEOは「今後5年以内に事業を黒字化する」と述べました。

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DAZNの月間視聴料は1,750円。一年間だと21,000円になります。100万人会員だと1年間210億円の収入で、ちょうど10年でJリーグの放映権料を支払える額です。それ以外にも諸経費があると考えると、黒字化にはもう少し会員を増やす必要があります。

2016年のJ1リーグの1試合平均の入場者数は18,000人程度で、1節に9試合が行われることから162万人くらいがスタジアムに足を運ぶくらいのJリーグファンであると推測されます。会員100万人というのはその6割程度をすでに押さえている計算で、伸びしろはあと4割程度という見方もできます。

しかし、Jリーグの観戦チケットは最も安い席で2,000円程度。Jリーグファンは1年平均12回ほど観戦に行くという調査結果があり、同じくらいの金額を支払うならスタジアムに行くことを選択しそうです。

そのため、スタジアムに観戦に行く観客も取り込むためにスタジアムにWiFiを整備するなどJリーグと連携を深めていくことを発表しました。

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いずれにしろ、このビジネスモデルが成功するにはサッカーファンのすそ野を広げていくことが求められます。ロシアワールドカップでもJリーグの選手たちが活躍して、生でサッカーを見たいというファンが増えることが期待されます。

日本経済新聞 8月31日(木)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ30HWJ_Q7A830C1TJ2000/ 

003

私は月間の食費をいくらと決めていて、普段は予算より低めのものを食べて月末に余った分でちょっとだけいいものを食べるようにしてます。今日入った店の「鶏飯」は彩りもきれいだったので思わず写真にパチリ。こうして写真にとられてSNSに拡散されることを狙って盛り付けをするお店も増えていると聞きます。

訪日客の消費もSNSなどのメディアの影響は大きく、また日本人の好みとは異なるものが紹介されて、思ってもいなかったものが売れたりします。たとえば東京を中心に立ち食いそばを展開する「富士そば」は、名前が日本らしいということだけでガイドブックに紹介され外国人に人気が出ました。そのほか「サロンパス」や「サカムケア」といった大衆薬も中国の情報サイトで「神薬12」として紹介され人気が出ています。

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国内でメディアで取り上げられ注目を浴びるには、「プレスリリース」を流すというのが最もよくとられる手法ですが、海外向けのメディアにはあまり通用しません。訪日客に注目してもらうしかないようです。

訪日客に注目を浴びるポイントは「富士そば」のような「日本らしさ」があることや、「サカムケア」など海外では見られないニッチなものであるというのが条件であると言われています。

しかし、「日本らしさ」「ニッチ」であるだけでは十分ではなく、やはり日本のどこでも手に入る販売チャネルを持っていることも訪日客を捕えるには必要なことと言えます。

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地域の特産品をSNSなどのメディアを通じて海外の人に知らしめようとするには、さらに「写真映えがする」「リア充を体感できる」という付加価値が必要です。訪日客にもリピータが生まれ始め幸い東京・京都・大阪といった大都市以外にもインバウンド需要を取り込むチャンスが来ています。

海外需要も取り込み売上をアップさせるにはSNSなどのメディアを意識したマーケティングは必須であると考えられます。

日本経済新聞 8月29日(火)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO20483590Y7A820C1EA1000/ 

002

「上を向~いて歩こ~う♪」とは、坂本九さんの名曲。大阪の街を歩いて上を見上げても高層ビルや高速道路が視界に覆いかぶさってくるものの空を見上げることはでき、少し心が洗われる気がします。この名曲の作詞は永六輔さん。私も一時期よくラジオで声を聞いていましたが、残念ながら昨年の夏に83歳で亡くなられました。

そのお孫さんにあたる永拓実さんは、生前の六輔氏を「ふつうのお爺ちゃん」として見ていましたが、死後「お別れ会」にはたくさんの著名人が弔問に訪れ、またかつてのリスナーからは「ラジオの声で自殺を思いとどまった」と言う声まで聞かれ大いに戸惑ったそうです。それを機に人の命を救うほどの六輔氏の内心に迫るべく、書斎に入り半年をかけて100冊近くの著書や手帳、ノートを読み漁り、一つの作品にまとめようとしています。

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日本国憲法19条は、思想・良心の自由を謳い、内心の自由を保障しています。実は世界的には思想・良心の自由は絶対的なものとされ、条文として存在することは珍しいといわれています。日本国憲法がこの規定を明記しているのには、明治憲法下で特定の思想を反国家的なものとして弾圧してきた歴史があったためです。

明治憲法下においてはどのような思想を持っているか問いただされ弾圧されていたという経緯がありました。この反省から日本国憲法下においては、内心の思想にとどまっていればどのような考え方をしても絶対的な自由が保障されています。また、思想を訊ねることも許されていません。

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冒頭の「上を向いて歩こう」の歌詞ですが、拓実さんが調べたところによると安保闘争に敗れた若者のために作られたものなのだそうです。もし、思想・良心の保障がこの国になく、この歌が発禁処分になっていたならば、世界中で愛される名曲になることはなかったことでしょう。

日本国憲法
第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

日本経済新聞 8月27日(日)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22H7M_S7A820C1SHB000/ 

108

映像の世界の進歩というのはすさまじいものでなかなか先を予想できません。私も学生のときは「これからは3Dだ!」と意気込んでホログラフィ技術の勉強をしましたが、あんまり一般には普及しませんでした。映像を映し出す物も、VRやプロジェクター等様々なデバイスが登場、記録媒体もビデオカセットから、DVD、Bluerayと10年20年の間に大きく様変わりしました。

かつてカセットテープのブランドで有名だった日立マクセル、パソコン周辺機器のアイ・オー・データ機器に8億円を出資し、資本・業務提携すると発表しました。アイ・オー・データの保有する自社株を割り当てるということで、相思相愛の提携と言えそうです。

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日立マクセルにとっては、主力製品である液晶プロジェクターにアイ・オー・データのパソコン周辺機器を組み合わせて付加価値を付けて販売したり、アイ・オー・データの販路を活用するメリットがあります。同社のプロジェクターは現在中国市場への投入に力を入れてきましたが、中国経済の先行き不透明感や地政学上のリスクから、アイ・オー・データの販路を利用して国内市場へ回帰することを選択したものと考えられます。

一方、アイ・オー・データにとってもめまぐるしく変わる技術革新への対応のために、異なる得意分野を持つ日立マクセルと次世代商品の開発を進めることにメリットがあると考えられます。

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かつて両社は、フロッピーディスクなど記憶装置市場で競合していました。そのころから約20年、状況の変化に応じて今度は手を結ぶこととなったようです。技術革新の速い業界では、「昨日の敵は今日の友」という状況が発生することは珍しくありません。

日本経済新聞 8月26日(土)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25I6V_V20C17A8TJ2000/ 

039

私はどうも絵を描くのは得意ではありません。子どものころに電車の絵ばかり描いていたせいか、人物画や生き物を描いても動きに乏しくて、平面的な絵になってしまいます。けれど平面的に描いた絵でも実際に動き出したらどれだけ面白いことでしょう。

そんな夢をかなえてくれる水族館が今年の11月~12月の期間限定で開館します。紙に描いた魚の絵をスキャンすると壁一面のディスプレイにそれが泳ぎ出すという仕掛け。デジタルアート制作を手掛けるチームラボ(東京・文京区)が提供するアトラクションです。

チームラボは、アーティストや建築家を抱え、このほかにもタッチパネルに描いた絵が動き出し音楽を奏でるアトラクションなどユニークな作品を数多く手掛け、子ども達を楽しませています。

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チームラボは、東京大学や東京工業大学の卒業生が2000年に設立。私と同世代なので卒業と同時に立ち上げた会社です。しかし、最初からこのようなユニークな作品を生み出してきたかというとそういうわけではないようです。

Wikipediaによれば、設立当初はシステム開発の請負をしていました。その後2006年ごろからフジテレビ、大広、auなどと提携、財務基盤を安定化させていったものと思われます。
2008年ごろからは、積極的に国内外の展示会に自らの作品を出展。数多くの賞を受賞することにより世界中の人にその独特の世界観を知らしめ、認められるようになったようです。

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最初は下請けのような泥臭い稼ぎ方をしても、それによって事業が安定化してくれば、いずれ自らを表現するチャンスは巡ってくる。そう思えばどんな仕事をしていても勇気が湧いてくるというものです。

日本経済新聞 8月25日(金)付 朝刊より
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20363560U7A820C1LKA000/ 

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